アート引越センターの見積書の見方を画像付きで徹底解説

「アート引越センターから見積書をもらったけどどのように見たらいいんだろう？」

なんて疑問はありませんか？

引っ越しの見積もりをお願いすると見積書をもらうことができます。

でも専門用語や略語ばかりで意味が分からないですよね。

「引っ越し料金に関係する項目はどこをみたらいいんだろう？」

何て疑問もあると思います。

今回は実際の見積書を参考に項目別に解説します。

この記事では、

などについて詳しく解説します。

アート引越センターで引っ越しを検討している方は是非、ご覧ください。

アート引越センターの見積書はどうやって見るの？

アート引越センターでは訪問見積もり後、料金の提示とともに見積書をもらうことができます。

その見積書には何にいくら料金がかかっているかが分かるものになっています。

引越業界では定価というものが存在せず、その時の需要と供給によって料金が変わってきますが、全てが引越業者の言い値になるわけでなく、梱包材や作業代金にはそれぞれ料金の明細がふられています。

見積書の見方が分かることで他の引越業者と比較した時に何が安くて何が高いのかが分かり、料金の納得度も変わります。

料金交渉にも利用ができますので最後まで読み進めてください。

アート引越センターの見積書はどんな見積書になっているの？

アート引越センターの見積書は以下のようになっています。

左上から見積もり日や現住所、引越先、引越予定日などの基本情報の他料金を構成する内容として以下の項目に分かれています。

• 引越プラン
• 基本料金
• 付帯サービス明細
• 家財明細
• メッセージ
• 取次明細

これらに分かれておりそれぞれの項目で料金や料金変更に関わる内容について書かれています。

引越の基本情報は全てわかっていなくても問題ない

まずは左上の引越の基本情報に関して簡単に分かりにくいところだけお話しします。

見積書では引越予定日や引越先の記入欄がありますが、ここに関しては見積もり時点では決まっていなくても問題ありません。

大まかな地域や引越時期を伝えれば、いくつかの日にちで料金見積もりをしてもらうことが可能です。

引越料金は移動距離で料金が変わるので住所が確定していなくても、地域が分かれば大体の料金を出すことが可能です。

アート引越センターの引越プラン

基本情報の下には引越プランの記載欄があります。

アート引越センターのプランは大きく3つあり、これらのプランでも引越料金が大きく変わってきます。

簡単にアート引越センターのプランをまとめると

プラン名	プラン内容
基本コース	荷造りから荷解きまで自分で行う
ハーフコース	荷造りはアート、荷解きは自分で行う
フルコース	荷造りから荷解きまでアートが行う

このようになっており、アートの作業員の方に作業をしてもらう量が多くなればなるほど料金が上がってきます。

見積書にはこれらのプランのどれかの記載があります。

またオプションコースとして、女性スタッフが作業を行うレディースパックや暮らしの整理仕が荷物の整理を行ってくれるシニア向けのシニアパックがあります。

見積書の料金明細の見方

ここまでは見積書の項目と基本情報には何が書かれているのかについて解説をしてきました。

ここでは実際に料金に直接関わってくる部分の見積書の見方についてお話ししていきます。

こちらを見ることで引越代金がどんな料金構成になっているのかを知ることができます。

料金交渉にも利用できる部分にもなりますので他の引越業者と相見積もりをする時には必ず確認するようにしましょう。

基本料金の構成

引越料金の基本料金は大きく3つの要素で構成されています。

• 移動距離
• トラックの大きさ
• 人件費

これらによって構成されており、画像の基本料金欄に書いてある通り、車輌費の欄には移動距離とトラックの大きさと台数が記載されています。

車輌費に加えて人件費の料金を足した金額が基本料金となっています。

つまり、距離が遠く、荷物が多くトラックの大きさが大きくなる場合は、人件費も拘束時間が長くなるため料金が高くなっていくのです。

アート引越センターではHPから見積もりをすると基本料金から30%OFF割引になりますが、この割引の対象範囲はここでお話ししている基本料金が対象になります。

付帯作業料金を見てみよう

 

 

引越料金は先ほどお話しして基本料金にさらに付帯作業料金を加えた金額が合計料金になります。

基本料金欄の下に付帯サービスの合計金額の記載があります。

この付帯作業料金とは

• 梱包資材
• 電気工事や車輌輸送などの有料オプション
• 養生代金

などの追加作業料金に関わる料金になっています。

付帯サービス料金合計金額がここでは基本料金とは別で算出されています。

そして合計金額とキャンペーンなどの割引金額を差し引かれた金額が最終的な見積もり金額となります。

付帯サービスにはどんなものがあるの？

先ほどは付帯サービスの合計金額について確認をしましたが、ここでは具体的に付帯サービスがどんなオプションが付いていて、それがどのような料金になっているのか見ていきます。

アート引越センターでは左側に付帯サービスの料金明細が書いてあります。

付帯サービスとは梱包資材から電気工事などのオプション料金などを指しますが、それぞれ定価の料金が記載されています。

アート引越センターでは基本的に梱包資材は一定の量は無料で提供されますが、追加になった場合は有料のオプションになってきますので、こちらの見積書を例にすると布団袋やエアキャップが有料となっています。

さらに電気工事で洗濯機の取り付けの記載があります。こちらの見積もりでは洗濯機のみとなっていますが、照明の取り付けや車輌輸送などのオプションがある場合は別途追加料金がかかります。

荷物の量でトラックの大きさと料金が変わってくる

アート引越センターに関わらず、引越業者はトラックの大きさで料金が変わってきます。

このトラックの量は営業担当の方が荷物量の基準に応じてトラックの大きさを決めています。

見積書の家財明細欄の荷物にそれぞれ家財名と数量が記載されています。

引越業者の見積もり時にはそれぞれ家財の大きさによってポイントが振られており、そのポイントの合計値に応じてトラックの大きさが配車されるようになります。

つまりそのポイントが少ないほどトラックの大きさが小さく済むので料金が安くなってきます。

荷物の量だけでなく、自転車など積み重ねることができない荷物がある場合はトラックの体積を取ってしまうので注意をしましょう。

注意点はメッセージ欄を見よう

アート引越センターからの引越の注意点は左下のメッセージ欄に書いてあります。

こちらの見積書では自分で梱包する基本コースになっているため、もし荷造りができていない場合は１箱につき1,200円追加料金がかかってきます。

その他には作業時間帯や作業人員などの備考が記載されていますので必ず確認をしておくようにしましょう。

引越料金の割引はあるの？

ここまでは見積書の明細の見方について解説をしてきました。

そこで引越の基本料金の仕組みや付帯サービス料金が別であり明細を見れることがわかったでしょう。

しかし合計の明細を見ると基本料金と付帯サービスの金額を足すとかなる高額になる一方で割引がされていることがわかります。

ここにあるように引越料金は定価での最終見積もりには必ずしもならず、割引になることが多いです。

ここからは引越料金がどうして値引きができ、どうやって安くするかポイントをお話ししていきます。

引越料金には定価がない

引越料金はハッキリとした定価はなく、需要と供給に応じて値段が変化をしていきます。

なぜなら引越は常に一定の需要があるものではないため、需要に応じて料金を変動させることがあるからです。

標準運送引越約款では移動距離とトラックの大きさに伴う基準の値幅が設定されており、それにしたがって需要が高い時期は値段が上がり、需要が低い時期には料金が安くなる傾向があります。

初回提示の料金は最大料金

見積もりをしてもらった時に初めに提示された料金に関しては最大の料金と考えても良いでしょう。

多くのケースでははじめの料金提示よりも安く最終見積もりを出してもらっているため、料金の値引きを交渉すれば安くなる可能性が高いです。

値引きができる項目は何？

引越業者の多くは値引きをすることができますが、値引きができる部分にはポイントがあります。

値引きをできる項目は大きく決まっており、

• 基本料金
• 梱包資材
• アートの作業員が行う付帯作業

これらになっています。

値引きができない項目は電気工事などのアート引越センター以外の専門業者が行う作業料金になっています。

家電の引き取りも対象外

アート引越センターでは家電リサイクル法に定められた家電の引き取りができます。

しかしこれらも専門業者への委託や法で定められたリサイクル料金の納付が必要になるので割引の適応になりません。

アート引越センターで引き取り可能な家電は

• 冷蔵庫
• 洗濯機
• テレビ
• エアコン

これらのみになっており、明細書にも家電リサイクルの記載欄があります。

リサイクル料金に関してはメーカーや大きさによって異なってきます。

引越料金を安くする方法はあるの？

見積書を確認する中で料金を構成する項目や割引があることがわかりました。

引越は高額になるのでできるだけ基本料金を安く、割引は大きくして引越料金を安くしていきたいですよね。

ここでは引越料金を安くするためのポイントについてお話ししていきます。

こちらを押さえればはじめの見積もり料金よりも場合によっては半額近くまで値段を下げることができるかもしれないので最後まで読み進めてください。

引越料金を安くするポイント

引越料金を安くするポイントをまとめると

• 荷物量少なくする
• 時間帯指定をしない
• 相見積もりをする

これらを行うようにしましょう。

これらのどれかをするだけでも10%以上料金が安くなりますので、ぜひ活用してみてください。

荷物を少なくしよう

引越料金はトラックの大きさと距離で大きく料金が変わってきます。

ここで自分でコントロールできることが荷物の量です。

トラックの大きさが小さくなるように、また少ない人員で作業ができるように荷物を減らしましょう。

特に体積が大きい家具や家電が不要になった場合は事前に廃棄をしておきましょう。

その他小物類も減らしておくことでトラックの大きさを小さくすることも可能です。

見積もりの前に事前に不用品は廃棄しておくようにしましょう。

時間帯指定をしないと安くなる

引越作業は需要が多い日時が料金が高くなります。

特に時間帯を午前中に指定をすると料金が高くなる傾向があります。

そこでアート引越センターではフリー便と呼ばれる引越時間を指定しないプランにすると料金が午前中と比較して10~30%程度安くなります。

近距離での引越で柔軟に対応できる場合はフリー便にすることをオススメします。

必ず相見積もりをしよう

引越業者を選ぶ時には必ず相見積もりをするようにしましょう。

相見積もりとは複数の引越業者に見積もりをしてもらい料金の比較をすることです。

そしてその中から料金やサービスを比較して納得のいく引越業者を選ぶことをオススメします。

相見積もりをすることで料金の交渉もしやすくなるので気になる業者を3社程度見積もりをしてもらいましょう。

見積書をもらって他の引越業者に見せて交渉をしよう

相見積もりをする時には、1番の候補を最後に見積もりしてもらいましょう。

そしてそれまでに見積もりをしてもらった業者に見積書を出してもらって、それを見せて交渉をしましょう。

見積書の明細にどの項目にいくら料金がかかっているのかがわかりますので、他の引越業者との料金の違いがわかります。

そうすることで他の引越業者では安くなっていたり、無料になっている項目を割引してもらうように交渉をすることができるのです。

相見積もりをするならSUUMOの一括見積もりを活用しよう

相見積もりをする時にどの業者に絞って見積もりをしてもらうかを考えるのに手間がかかります。

そんな時はSUUMOの引っ越し見積もりサイトを活用しましょう。

一括見積もりサイトでは、数十社の見積もり料金をインターネット上で簡易見積もりしてもらうことができます。

クチコミも見れますのでその中から料金が手ごろで評判の良い引越業者をピックアップして訪問見積もりをしてもらうと効率的にできるのでぜひ活用してみてください。

詳しくはこちらをご覧ください。

まとめ

アート引越センターの見積もり書は引越料金に明細がしっかりと書かれており、納得どの高い見積書になっております。

この記事の内容をまとめると

• アート引越センターの見積書は大きく基本料金と付帯サービス料金で分かれている
• 引越料金は割引が効くことが多いのでキャンペーンの利用や値段交渉をしよう
• 料金を安くするためにはフリー便の活用や相見積もりをして料金交渉をすることがオススメ

相見積もりをする時にはSUUMOの引っ越し見積もりサイトを活用すると効率的です。

電話もくることなく全てweb上で完結するので忙しい方にも非常にオススメですのでぜひ活用してみてください。